
「ヒーハーってどっちが先なんだろう?」と気になって検索してきた方へ。この記事では、ワンピースに登場するキャラクター・イワンコフと、芸人・ブラックマヨネーズの小杉さん、どちらが先に「ヒーハー」を使い始めたのかを詳しく解説していきます。
ヒーハーの元祖はどちらなのか、元ネタはどこから来ているのか、実はジョジョとの関係があるのか? さらに、ヒーハーという言葉の意味や、なぜお菓子の名前にもなっているのかといった話題まで幅広く取り上げます。
検索してもなかなか明確な答えが出てこなかった方にも、納得してもらえるよう、さまざまな角度から「ヒーハーはどっちが先」問題に迫っていきます。
①イワンコフと小杉の「ヒーハー」使用時期の違い
②「ヒーハー」の元ネタや由来の背景
③商標登録されたお菓子との関係
④小杉のギャグとしての定着と世間の反応
目次
ヒーハーはどっちが先なのか真相は?
・ワンピースのイワンコフがヒーハーと言い始めた時期
・芸人小杉がヒーハーを使い始めた時期
・ヒーハーの元祖は誰なのか?
・ヒーハーはどこで生まれた?元ネタ考察
・ヒーハーの元ネタがジョジョ説の真相
ワンピースのイワンコフがヒーハーと言い始めた時期

ヒーハーというフレーズは、ワンピースに登場するキャラクター「イワンコフ」が頻繁に使うことで知られています。これは、彼の個性的な言動を象徴するセリフとして、多くの読者の印象に残っています。
実際、イワンコフが「ヒーハー」と初めて叫んだのは2009年3月30日発売の『週刊少年ジャンプ』第537話とされており、比較的はっきりとした初出日がわかっています。このため、ワンピースの中では公式なセリフとして定着しています。
つまり、漫画の中で「ヒーハー」が登場したタイミングは明確であり、後述の小杉さんのギャグと比較する上での重要な基準となります。
芸人小杉がヒーハーを使い始めた時期

芸人・ブラックマヨネーズの小杉竜一さんが「ヒーハー」を使い始めたのは、2009年4月18日放送のバラエティ番組が最初とされています。初めは小声でつぶやくように発したこの言葉が、のちに勢いよく叫ぶギャグとして昇華されました。
このギャグは瞬く間に話題を呼び、小杉さんの代名詞とも言える存在になりました。LINEスタンプやテレビCMにも使われ、「ヒーハー」はお茶の間でも浸透した表現です。
このように考えると、小杉さんが「ヒーハー」をギャグとして定着させた功績は大きく、彼の代表的な持ちネタとなっています。
ヒーハーの元祖は誰なのか?

どちらが「元祖」かという問いには明確な答えはありません。というのも、尾田栄一郎先生と小杉さんの双方が「ヒーハー」を使い始めた時期が極めて近いためです。
実際、テレビ番組『ホンマでっか!?TV』内では、尾田先生が「同時期に世に出た」と語っており、双方ともに模倣はしていないとの認識を示しています。
つまり、「ヒーハー」の元祖を一方に決めることは難しく、偶然の一致による同時発生と見るのが妥当でしょう。
ヒーハーはどこで生まれた?元ネタ考察

「ヒーハー」の元ネタをたどると、アメリカの西部劇でよく耳にする「Yeehaw(イーハー)」という掛け声に行き着きます。これは牛追いやカウボーイが叫ぶことで知られ、興奮や歓喜の表現として使われます。
このため、日本で使われている「ヒーハー」も、元は英語圏の文化から派生した可能性が高いと考えられます。特にマイケル・ジャクソンの掛け声との類似性も一部では指摘されています。
つまり、文化的背景を踏まえると「ヒーハー」は完全な造語ではなく、何らかの海外文化の影響を受けた表現である可能性が高いのです。
ヒーハーの元ネタがジョジョ説の真相

一部では「ヒーハー」は『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターの掛け声が元ネタではないかという説もあります。しかし、これには明確な根拠がありません。
この説はTikTokやSNSなどでネタ的に扱われており、実際の原作では「ヒーハー」というセリフが頻出するわけではありません。そのため、ジョジョ元ネタ説はあくまでファンの間の冗談や都市伝説的な扱いです。
ここから、ジョジョ説は裏付けに乏しい情報であり、信頼性は高くないと言えるでしょう。
ヒーハーはどっちが先か決着編
・尾田栄一郎と小杉の対談内容
・「ヒーハー」とお菓子の商標登録について
・ヒーハーの意味や語源を深掘り解説
・小杉竜一のヒーハーは芸人ギャグとして定着したのか
・12月8日はヒーハー記念日?
尾田栄一郎と小杉の対談内容

2019年に放送されたテレビ番組で、尾田先生と小杉さんが直接「ヒーハー」論争について対談する場面がありました。そこで尾田先生は「同時期に出た」と語り、パクリ疑惑を否定しています。
小杉さんも多くの人から「イワンコフの真似では?」と言われていたことに苦笑しつつも、互いに謝罪し合う形で場は和やかに収束しました。
この対談は、両者が共に「ヒーハー」の生みの親であるという、いわば“共存”のスタンスを象徴するものとなっています。
「ヒーハー」とお菓子の商標登録について

「ヒーハー」はカルビーが販売するスナック菓子の名前としても使われており、同社は商標登録も行っています。登録日は2011年1月28日であり、小杉さんのギャグ誕生後に登録されたものです。
このため、小杉さんが「ヒーハー」と叫ぶたびに商標侵害になるのではと話題になりました。しかしカルビー側は「使用ジャンルが異なるため問題なし」と公式にコメントしています。
つまり、ギャグとしての「ヒーハー」は商標の対象外であり、現時点で法的なトラブルは起きていません。
ヒーハーの意味や語源を深掘り解説

「ヒーハー」は特定の意味を持つ言葉ではなく、感情の高ぶりや勢いを表現する掛け声です。前述の通り、西部劇の「Yeehaw」が語源とされる説が有力です。
日本ではその音の響きから面白さや勢いを感じさせる表現として受け入れられ、ギャグや広告にも多用されています。
こう考えると、「ヒーハー」は意味よりも音の印象によって定着した言葉だと言えるでしょう。
小杉竜一のヒーハーは芸人ギャグとして定着したのか

芸人・小杉竜一さんのギャグとして、「ヒーハー」は確実に一般層にも浸透しました。テレビやCM、スタンプなど多岐にわたり使用され、今でも多くの人が知る表現です。
このように、芸人の持ちネタが日常に根付く例は他にもありますが、「ヒーハー」はその成功例のひとつと言えるでしょう。
つまり、小杉さんの「ヒーハー」は、単なる一発ギャグではなく、文化的なインパクトを残した言葉として定着したのです。
12月8日はヒーハー記念日?

2019年の番組内で、小杉さんが冗談交じりに「12月8日はヒーハー記念日」と宣言しました。これは、尾田先生との“和解”が収録された日でもあります。
日付の語呂合わせとしてはやや無理がありますが、当日のやり取りがファンの間で話題となり、ある種の記念日として認知されつつあります。
したがって、公式な記念日ではないものの、ヒーハー論争が終結した象徴の日として12月8日が語られることは今後も続くかもしれません。
ヒーハーはどっちが先かを整理してわかること
イワンコフが「ヒーハー」と叫んだのは2009年3月30日発売のジャンプ誌上
小杉が「ヒーハー」をギャグで使ったのは2009年4月18日のテレビ番組
使用開始のタイミングは非常に近く優劣をつけにくい
尾田栄一郎と小杉本人も「同時期だった」と番組で合意している
ヒーハーはアメリカ西部劇の「Yeehaw」が語源の一つとされる
マイケル・ジャクソンの掛け声に影響を受けたという説もある
ジョジョの奇妙な冒険が元ネタという説は信憑性が低い
カルビーが「ヒーハー」をお菓子名として商標登録している
商標登録は小杉のギャグ使用後の2011年に行われた
小杉がヒーハーを叫んでも商標権には抵触しないとされている
小杉の「ヒーハー」はLINEスタンプやCMで広く使われた
テレビでの露出を通じてお茶の間に浸透したギャグとなった
ヒーハーは意味よりも音の勢いで印象づけられている
芸人ギャグとしてヒーハーは成功し、今も認知されている
2019年の収録日をきっかけに「12月8日はヒーハー記念日」と言われている