公立と私立高校の割合と地域差を天秤と日本地図で示す図
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こんにちは。どっち道ライフ、運営者の「どっち探究人」です。

公立高校と私立高校どっちが多いのか、ここ気になりますよね。調べ始めると、割合はどうなのか、学校数と生徒数は違うのか、学費の違いは授業料だけなのか、授業料無償化や就学支援金で結局どう変わるのか、メリットデメリットは何なのか、どっちが受かりやすいのか、どっちが難しいのか、どっちが楽しいのか、そして私立高校に向いてる子ってどんなタイプなのか……関連ワードが一気に増えて、余計に迷うこともあると思います。

この記事では、まず全国の数字で「多い」の正体を整理してから、あなたの家庭にとって納得感のある選び方に落とし込みます。数字はあくまで目安として扱いつつ、最後は「うちの場合はどっち?」がスッと判断できるところまで一緒に進めますよ。

記事のポイント

・公立と私立の割合を全国データで把握できる
・学校数と生徒数の混同をスッキリ整理できる
・学費の違いを授業料以外まで含めて理解できる
・受かりやすさ・難しさ・楽しさを軸に選べる

目次

公立高校と私立高校はどっちが多い?

まずはここから。検索で一番多い疑問は「結局どっちが多いの?」ですが、実は“何を基準に多いと言うか”で答えが変わります。ここでは混乱しやすいポイントを先に整理して、数字の見方を固めます。

割合で見る全国の実態

全国の公立と私立高校の生徒数割合を色分けで示した図
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結論からいきます。全国平均の「生徒数ベース」で見ると、公立が多いです。ここはシンプル。でも、あなたがモヤっとしやすいのは、たぶん「じゃあ私立って少ないの?」「都市部は私立が多いって聞くけど?」みたいな、体感とのズレですよね。なので私はまず、全国の“地図”を手に入れるイメージで整理してから、次に地域差へ進めるのがいちばんストレスが少ないと思っています。

全国の高等学校(全日制+定時制)を合計した生徒数の内訳は、公立が約65%、私立が約35%、国立は1%未満というイメージになります。ここで大事なのは「割合は毎年ちょっとずつ変動する」という点と、「少子化で全体の母数自体が縮んでいる」という点です。

母数が変わると、同じ割合でも“人数としての規模感”は変わって見えます。たとえば、兄姉の世代と比べて「公立のクラス数が減った」「統廃合が進んだ」みたいな話が出るのも、こういう構造が背景にあるんですよね。

そして、検索キーワードの「どっちが多い」に対して、まず優先して答えるべきなのがこの“生徒数の割合”です。なぜかというと、進路選択で日常的にぶつかるのは「周りはどっちに進むのが多数派か」「進学先としてのボリュームはどっちが主流か」という“空気”のほうで、空気は学校数より生徒数に引っ張られやすいからです。

学校が1校あっても生徒が少なければ、生活圏の多数派にはなりにくい。逆に学校数が少なくても、巨大なマンモス校がある地域は一気に“公立っぽい”空気になります。

全国平均(生徒数)の目安:公立が多い(約65%)、私立は約35%

区分 生徒数(人) 構成イメージ
公立高等学校 1,891,020 約65%
私立高等学校 1,007,865 約35%
国立高等学校 8,036 1%未満
合計 2,906,921 100%

(出典:文部科学省「学校基本調査(令和6年度)」)

ただし、ここで私は必ずワンクッション置きたいです。数字はあくまで一般的な目安で、あなたの住んでいる地域の実態と一致するとは限りません。さらに言うと、同じ地域でも年度で少しずつ動きます。だからこそ、全国平均を“結論”にするんじゃなくて、“スタートライン”にするのが大事だと思います。

注意:ここで扱っているのは「全日制+定時制」の生徒数ベースです。通信制の比重や地域の通学圏によって体感は変わります。最新の条件や数字は必ず公式資料をご確認ください。

このあと「学校数と生徒数の違い」で混乱ポイントを片づけて、「地域差」に進むと、あなたの“体感とのズレ”がかなり解消されるはずです。ここ、気になりますよね。

学校数と生徒数の違い

学校数と生徒数の規模の違いを比較して解説するイメージ画像
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公立高校と私立高校どっちが多い?で揉める原因の8割は、これです。学校数と生徒数を混ぜると、同じ言葉でも違う結論が出ちゃうんですよ。しかも、ネット検索の上位記事は、ここを丁寧に書かずにサクッと結論だけ出しがち。だから読者側が「え、違うこと言ってない?」ってなる。あなたが混乱するのは当たり前です。

「多い」には最低でも3種類ある

私がよく使う整理はこれです。あなたが今聞きたい“多い”はどれか、まず当てはめてみてください。

・学校数が多い:選べる学校の数が多い。通える範囲に私立が何校あるか、みたいな話
・生徒数が多い:実際に通っている人数が多い。周りの進学先の多数派はどっちか、みたいな話
・募集枠が多い:定員(席)が多い。受験の競争がどっちがキツいか、にもつながる話

ここで重要なのは、学校数が多い=生徒数が多いではないってことです。極端な例でいうと、学校数が少なくても1学年15クラスの巨大校が数校あれば、その地域の多数派は公立になります。逆に、学校数が多くても1学年2クラスの小規模校が点在する地域だと、生徒数ではそこまで増えない。

学校数の議論がズレやすい理由

学校数は地域での見え方がブレやすいです。なぜかというと、通学圏の広さで「数の意味」が変わるから。都市部は電車やバスで移動できるので、実質的に“通える学校の範囲”が広い。だから体感として「私立が多い」が起きやすいです。

一方、地方は車・自転車・バスに依存しやすく、通える範囲が狭い。すると学校数があっても「通えないから実質選べない」みたいなことが起きます。選択肢の数って、地図上の数じゃなくて、生活圏での実数なんですよね。

私がよく勧める見方

・まずは生徒数の割合で全国の地図を掴む
・次に「自分の通学圏」で学校数・選択肢を数える
・最後に募集枠(定員)と志願状況で受験の現実を見る

混乱しないための実務チェック

ここからは実務の話です。もしあなたが「多い」の答えを“受験の意思決定”に使いたいなら、次の順番がラクですよ。

・通える範囲の公立・私立を一覧化(地図でもOK)
・各校の学科・コース、通学時間、部活、校風をメモ
・募集要項で定員、出願方式、併願・専願の可否を確認
・最後に家計の上限(授業料以外も含む)をざっくり決める

注意:出願方式や内申の扱い、面接の比重などは自治体・学校で違います。最終判断は募集要項や学校説明会の情報を優先し、不安があれば中学校の先生や塾などの専門家に相談するのがおすすめです。

ここまでで、「多い」の定義が揃いました。次は、あなたの体感が一気に腑に落ちやすい「地域差と都市部の傾向」に進みます。

地域差と都市部の傾向

地方と都市部での通学環境や学校の選択肢の違いを示す図
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全国平均では公立が多い。でも都市部では私立の存在感が強い。これ、両方正しいです。矛盾しているように見えるのは、地域差がめちゃくちゃ大きいから。あなたが住んでいる場所が、たまたま“私立が強いエリア”なら、周りは私立に行く子が多いし、検索結果でも私立が話題になりがち。逆に、地方の公立中心のエリアなら「え、私立そんなに行く?」ってなります。

都市部で私立が目立つ理由は3つ

・通学圏が広い:電車で1時間くらい普通に移動できるので、選択肢が増える
・私立の供給が厚い:学校数そのものが多い、コースも多い、特色も多い
・“教育の買い方”が多様:校風・進学実績・部活・宗教・国際など、価値観で選びやすい

ここで大事なのは、「都市部の私立志向は、単なる見栄とか流行じゃない」ってことです。構造的に、選択肢が多いと“比較して選ぶ文化”が育ちます。すると「公立が無難」ではなく、「この学校のここがいいから選ぶ」という発想が強くなる。私はこれを、教育が市場化するって呼ぶことがあります。良い悪いじゃなくて、そういう構造が働きやすいという話です。

都市型の例:公私が拮抗する見え方

たとえば大阪府のような都市型の地域では、公立と私立の比率が「6:4」くらいの体感になっても不思議じゃありません。しかも、同じ府内でも地域によってさらに差が出ます。中心部は私立が目立つ、郊外は公立が強い、みたいなグラデーションが普通にあります。

同じ都道府県でも、学区や沿線で世界が変わるのが高校選びです。だから「大阪は私立が多い」「地方は公立が多い」と一言で片づけると、ハズしやすいんですよね。

地域差が家計と受験戦略に与える影響

地域差は、家計と受験戦略に直結します。私立が多い地域は、併願パターンが豊富になりやすいです。公立が第一志望で、私立は滑り止め、という構図が組みやすい。逆に、私立が実質的に主流の地域は、「私立の中でどこを選ぶか」「授業料以外まで含めた総額をどこまで許容するか」が重要になります。

それと、自治体独自の支援策(授業料の上乗せ、補助制度)で、選択肢の形が変わるケースもあります。こういう制度は変更される可能性があるので、私はいつも「結論は制度次第で毎年微調整」と考えています。検索記事を読んだときは、掲載日と制度の適用年度を必ずセットで見るのがおすすめです。

注意:授業料支援や補助の条件は自治体ごとに違い、年度で変更される場合もあります。最終判断は自治体・学校の公式情報を確認し、必要なら窓口に相談してください。

ここまでで「うちの地域、たしかにそうかも」が出てきたらOKです。次は、みんなが一番気にする「学費の違いは授業料以外」に進みます。

学費の違いは授業料以外

授業料以外の隠れた学費を氷山のモデルで説明するイメージ図
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ここ、めちゃくちゃ大事です。今の高校選びで、授業料だけ見て「ほぼ同じじゃん」と判断すると、あとから「え、思ったよりかかる…」が起きやすい。逆に言うと、授業料以外をちゃんと把握できれば、家計の不安はかなり減ります。あなたもここ、気になりますよね。

まずは「授業料」と「その他」を分ける

私がまずやるのは、費用を2段に分けることです。

・授業料:就学支援金や自治体支援で軽減されやすい
・授業料以外:入学金、施設費、教材、制服、端末、積立、部活など。ここが差になりやすい

授業料は制度で動くので、“見た目の差”は年々縮む方向にあります。でも授業料以外は、学校の方針と文化で決まるので、差が残りやすい。たとえば、修学旅行の行き先(国内か海外か)、ICT端末の必須モデル、指定品の多さ(制服・鞄・靴・コートなど)、講習の位置づけ(必須か任意か)で、体感コストはかなり変わります。

授業料以外の典型項目(チェックリスト)

私は説明会や募集要項を見るとき、次の項目を必ずメモします。これをやるだけで、後からの「聞いてない」が減ります。

・入学金の有無と金額
・施設設備費・教育充実費などの名目と年額
・制服・体操服・指定鞄・上履きなど指定品の範囲
・教材費、実習費、検定費(コース制の場合は特に)
・タブレット・PCの必須購入か、レンタルか、持ち込み可か
・修学旅行積立の総額と行き先の傾向
・部活の遠征・合宿費の目安(強豪校ほど要確認)

コツ:費用は「毎月の固定」と「年1回のドカン」を分ける

月謝的に毎月かかる費用だけ見て安心しがちですが、入学時・学年初め・修学旅行などでドカンと来ることがあります。ここを先に想定しておくと、家計のストレスが減りますよ。

学習費という“全体の温度感”も見る

授業料以外の差を俯瞰するのに便利なのが、学習費の統計です。学校に払うお金だけじゃなく、塾や習い事なども含めた「家庭が教育に使った費用」の目安として見ると、家計の温度感が掴めます。もちろん家庭ごとの差は大きいので、ここは断定じゃなく目安として使うのが大前提です。

大事なのは「どっちが安いか」より「うちはどこにお金を使いたいか」です。

・公立+塾で外部投資する家庭もある
・私立で学校完結型にして塾を抑える家庭もある
・部活や留学など、学び以外に予算を振る家庭もある

注意:費用は年度、学校、コース、家庭状況で変わります。ここでの情報は一般的な目安として、正確な金額は学校の募集要項・説明会資料で確認してください。不安があれば学校や自治体窓口、必要なら専門家に相談するのがおすすめです。

学費の不安が整理できると、次に気になるのは「受かりやすさ」になってきます。続けていきましょう。

公立高校と私立高校はどっちが多い?選び方

「多い少ない」が分かったら、次はあなたの家庭の意思決定に落とします。ここからは、よく検索される“どっち系”の悩み(受かりやすさ・難しさ・メリットデメリット・向き不向き・楽しさ)を、順番に整理します。

どっちが受かりやすい入試構造

公立と私立それぞれの入試構造と合格の仕組みを表した図
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どっちが受かりやすい?は、正直に言うと「学校と地域と方式で変わる」んですが、仕組みを理解すると“勝ち筋”が見えます。私は受験って、学力だけじゃなくて設計(ルール)を読めるかが超大事だと思っていて、ここを押さえるだけで焦りが減ります。あなたも「え、そんな仕組みなの?」ってなるかもです。

公立は「定員の壁」が強い

公立は基本的に、募集定員という“席”が強いです。志願者が多ければ、席が足りない分は落ちる。だから倍率が上がると、合格の難しさが体感として一気に増します。さらに、公立は内申(調査書)と当日点の比重が絡むので、「当日点だけで押し切る」「内申で守る」みたいな戦略が必要になりやすい。

ここで苦しくなるのは、どちらかが極端に弱いケースです。例えば当日点は強いけど内申が弱い、逆もしかり。地域ごとに比重や扱いは違うので、最終的には自分の自治体の方式で判断するのが正解です。

私立は「歩留まり」を前提に合格を出す

私立は、合格者の全員が入学するわけじゃないという前提が強いです。公立が第一志望の人が併願で受けて、合格したけど公立に流れる、という動きがあるので、学校は入学者数を確保するために、募集定員より多めに合格を出すことがあります。

すると、同じ学力帯でも「私立のほうが受かりやすい」と感じる場面が生まれます。ただしこれは“全部の私立が簡単”という話ではなく、歩留まりの設計と人気校の競争の強さは別です。人気が集中する私立は普通に難しいです。

専願(単願)と併願で難易度が変わる

私立が「受かりやすい」と言われる最大の理由のひとつが、専願(単願)の存在です。合格したら必ず入学する、と約束する方式ですね。学校側は入学者を確保できるので、併願より合格基準を低めに設定したり、内申の扱いで優遇を入れたりすることがあります。

早めに進路が決まって精神的にラクになるのもメリットです。でも、ここは裏返しもあって、合格後の進路変更が難しい。だから私は、専願は「親子で納得している」ことが最重要だと思っています。

受かりやすさを判断するチェック

・志望校の募集定員と志願状況(倍率の推移)
・内申と当日点の比重(公立)
・専願・併願の方式と基準(私立)
・入試日程(先に私立→後で公立、など)

「受かりやすい」を安全に使うコツ

受かりやすさって、言い方を間違えると危ないです。「受かりやすいからここでいいや」と雑に決めると、入ってからの3年間がしんどくなることがあります。私が推したいのは、受かりやすさは“戦略”として使うこと。

具体的には、第一志望に挑戦するための併願設計として使う、あるいは早期確定でメンタルを安定させるために使う。こういう使い方なら、受かりやすさがあなたの味方になります。

注意:出願方式や合格基準は学校ごとに違い、年度で変更されることもあります。正確な情報は募集要項で確認し、不安があれば中学校の先生や塾などの専門家に相談してください。

次は「どっちが難しい」。ここも混ぜると迷うので、分解してラクにします。

どっちが難しいは何で決まる

入試難易度と入学後の生活の難しさを対比したイメージ画像
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どっちが難しい?って、質問としては超自然なんですが、実はこの質問、難しさの種類が混ざりやすいんです。だから私はいつも、まず分解します。分解できると、あなたにとっての“本当の難しさ”が見える。ここ、気になりますよね。

難しさは「入るまで」と「入ってから」で別物

まず大きく2つに分けるとラクです。

・入るまでの難しさ:入試問題、倍率、内申の比重、面接、作文など
・入ってからの難しさ:校則、課題量、授業スピード、部活の負荷、人間関係の濃さなど

たとえば、入試はそこまで難しくないけど入学後の課題が多い学校もありますし、逆に入試は難関だけど入ってからは自主性重視で自由、みたいな学校もあります。だから「どっちが難しい」を一言で言い切るのは危険なんですよ。

入試の難しさを決める要素

入試の難しさは、だいたい次の掛け算です。

・出題の難度(基礎中心か、応用や独自色が強いか)
・倍率(席が少ないほど難しい)
・内申の比重(中学の積み上げが効くか)
・方式の相性(面接が強い、作文が得意、当日点が強い、など)

ここで私が言いたいのは、「偏差値だけで難しさを判断しないほうがいい」ということです。同じ偏差値帯でも、内申が強く効く公立と、当日点勝負の私立では、“あなたにとっての難しさ”が変わります。だから私は、偏差値を地図として使いつつ、最後は方式で判断するのがいちばん納得感が出ると思っています。

学校生活の難しさを決める要素

入ってからの難しさは、生活の設計です。ここは「慣れ」で乗り切れる部分もありますが、合わないとストレスが継続しやすい。具体的には、校則の厳しさ、課題の多さ、スマホの扱い、補習の頻度、部活の時間、先生の関わり方(管理型か放任型か)などが効きます。

特に校則は、“ルールの多さ”より“納得感”が重要だと私は思っています。理由が説明されていて、自分でも意味が分かるなら耐えやすい。理由が見えないルールは、ストレスになりやすいです。

私がよくやる「難しさの見える化」

難しさの種類 チェック項目 あなたの優先度
入試 倍率、内申比重、方式の相性 高 / 中 / 低
学習 課題量、補習、授業スピード 高 / 中 / 低
生活 校則、スマホ、部活負荷 高 / 中 / 低
進路 推薦枠、受験指導、進学実績の傾向 高 / 中 / 低

優先度を埋めるだけで「あなたにとっての難しさ」が見えてきます。

難しさは“良し悪し”じゃなくて“相性”です。次は、相性を作る要素をメリットデメリットで整理します。

メリットとデメリット比較

公立と私立それぞれのメリットとデメリットを比較する図
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ここは「どっちが正解?」という話じゃなくて、「あなたが何を大事にしたいか」をはっきりさせるパートです。公立と私立は設計思想が違うので、メリットデメリットも真逆になりやすい。だから私は、比較するときに“自分の優先順位”を横に置きながら見るのがおすすめです。あなたも「結局うちの正解って何?」ってなりますよね。

公立のメリット(伸びる条件)

公立の強みは、標準化された教育の中で、自分のペースを作りやすいことです。自由度が高い学校も多く、部活や行事で自分の居場所を作りやすい。多様な家庭背景の生徒が集まりやすいので、社会性が育ちやすいのもよく言われます。さらに、授業料以外も含めた総額が抑えやすい傾向があるので、家計の選択肢が広がるのも大きいです。

公立がハマると強いポイント

・自分で学習計画を立てられる(塾の使い分けも含む)
・自由度を楽しめる(行事・部活・友人関係)
・家計の余力を、塾や将来の学費に回せる

公立のデメリット(苦しくなる条件)

公立の弱点になりやすいのは、学校が“全部面倒を見る”設計ではないことです。もちろん学校によって手厚いところもありますが、一般論としては、受験対策や補習を外部に頼る家庭も多い。つまり、自走できる子は伸びるけど、放っておくとペースが作れない子は苦しくなる可能性があります。ここは性格との相性が出やすいです。

公立で詰まりやすいサイン

・宿題や課題が少ないほど安心してしまう
・勉強の計画を立てるのが苦手
・目標が曖昧で、背中を押す仕組みが必要

私立のメリット(伸びる条件)

私立の強みは、学校の方針が明確で、支援が仕組み化されていることです。進学指導、講習、補習、面談などが学校の中に組み込まれていて、学校完結型で回るところもあります。校風も特色が強いので、合う子にとっては3年間が一気に濃くなります。設備やICTの投資が進んでいる学校もあり、環境がモチベになるタイプには刺さりやすいです。

私立がハマると強いポイント

・学校の仕組みでペースが作れる(講習・補習・面談など)
・コースや特色が明確で、目標に一直線になりやすい
・校風の一体感が合うと、楽しさも伸びやすい

私立のデメリット(苦しくなる条件)

私立は良くも悪くも“カラー”が強いです。校則が厳しめの学校もありますし、行事や礼儀の文化が合わないとストレスになることもある。さらに、授業料以外の費用(入学金、施設費、指定品など)は残りやすいので、家計の設計は早めにやっておくのが安心です。ここは「高い安い」より、「想定外が起きないようにする」が大事だと思っています。

私立で詰まりやすいサイン

・ルールが多いと反発しやすい
・学校の文化に違和感が出やすい
・費用面で後から不安が膨らみやすい

メリットデメリットを見比べたら、次はもっと具体的に「私立高校に向いてる子」の話をします。あなたの子(あなた自身)のタイプに落としましょう。

私立高校に向いてる子の条件

私立高校の環境や仕組みに向いている子の特徴を説明する図
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ここは断定ではなく、あくまで“向きやすい傾向”の話です。人って高校3年間で普通に変わるので、今の性格=未来の性格ではない。でも、進学先を決めるのは今なので、現時点での相性を高確率で当てにいくのが実務ですよね。私はこのパートを「当てにいくけど決めつけない」スタンスで書きます。

私立高校に向いてる子のコア

私立が向いてる子の共通点は、「環境を使って伸びる」ことです。具体的には、仕組みやルールがあるほど力を出せるタイプ。学校が用意した講習、補習、面談、コース設計、進路の導線を活用して、最短距離で進みたい子に刺さりやすいです。逆に、完全な自由より、枠があるほうが安心できる子は、私立のほうが生活が整うことがあります。

私立が向きやすいタイプ

・目標がある:大学、専門分野、部活など「ここを目指す」が言える
・仕組みで動ける:講習や課題があるとペースが作れる
・環境で伸びる:設備や校舎の快適さがモチベになる
・一体感が好き:校風や文化を楽しめる

私立が合わない可能性があるサイン

私立が合わないかも、のサインも置いておきます。これ、めちゃくちゃ重要です。なぜなら、私立は校風が濃いぶん、合わないと“毎日が小さなストレスの積み重ね”になりやすいから。学校の文化って、合うと最高なんですが、合わないとしんどいです。

合わない可能性があるサイン

・ルールや決まりがあると強い反発が出る
・制服・礼儀・儀式などの文化が苦手
・学校主導のペースに疲れやすい

公立が向いてる子の条件もセットで確認

比較のために、公立が向いてる子も整理します。公立は「自分で道を作る」力が活きやすい。自走できる子にとっては、自由度が武器になります。逆に言えば、自走が苦手な子は“自由が負担”になることもある。ここが分岐点です。

公立が向きやすいタイプ

・宿題が少なくても自分で勉強できる
・塾や参考書など外部資源を使い分けられる
・多様な人間関係の中で揉まれたい
・自由度が高いほど元気が出る

最終的には「本人の納得」が強い

最後に、これは私の経験則なんですが、向き不向き以上に強いのが本人の納得です。本人が「ここに行きたい」と腹落ちしていると、多少の厳しさは乗り越えます。逆に、親が良かれと思って決めた学校でも、本人が納得していないと、同じ環境がしんどくなることがあります。

だから私は、最終決定の前に、本人の言葉で「その学校の何がいいのか」を説明できる状態を目指すのがいいと思っています。

注意:向き不向きは絶対ではありません。情報はあくまで目安として、最終的な判断は学校の公式情報や募集要項、説明会などを優先し、不安があれば学校・塾などの専門家に相談してください。

次は、最後の大きな悩み。「どっちが楽しい」。ここ、答えがふわっとしがちなので、現実的な見方でいきます。

どっちが楽しいを左右する

学校生活の楽しさを決める自由度と一体感の違いを示す画像
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どっちが楽しいか、これは正直「相性です」で終わりがち。でも、それだとあなたの悩みが解決しないですよね。なので私は、楽しさを“構造”で説明します。楽しさって、運でも才能でもなくて、「楽しさを作りやすい条件」があります。ここを押さえると、だいぶ外しにくくなります。

楽しさは「自由度」と「一体感」のどっちで作るか

ざっくり言うと、公立は自由度が高めで、自分で居場所や楽しさを作りやすい傾向があります。私立は学校のカラーが強く、一体感で楽しさが増えやすい傾向があります。どっちが良い悪いじゃなくて、あなたがどっちの作り方が得意か、なんですよね。

楽しさの作り方の違い

タイプ 楽しさが増えやすい要素 合う人の特徴
自由度型 選択の余地、部活や行事での裁量 自分で動いて友達や居場所を作れる
一体感型 学校文化、行事の濃さ、校風の統一感 組織の空気を楽しめる、帰属意識が強い

説明会・見学で「楽しさの種」を拾う

私は、楽しさは説明会や見学でかなり見抜けると思っています。見るポイントは、キラキラしたパンフじゃなくて“普段の温度感”です。たとえば、在校生の表情が自然か、先生と生徒の距離が近すぎないか(近いのが合う人もいる)、部活の温度が極端すぎないか(ガチしかない、ゆるしかない、みたいな偏り)、休み時間の空気が落ち着いているか。こういうところが、入学後の毎日に直結します。

私のおすすめ観察ポイント

・先輩の話し方:自分の言葉で語っているか
・掲示物:行事や部活の熱量が見える
・廊下の雰囲気:ピリピリか、ふわっとか
・校則の説明:理由が語られるか(納得感)

「楽しい」は入学後にも増やせる

そして最後に、楽しい学校を探すだけじゃなく、楽しいを増やす視点も大事です。入学後の3年間は長いので、最初の印象だけでは決まりません。部活に入る、委員会をやる、文化祭で役割を持つ、勉強仲間を作る、先生と関係を作る。こういう行動で、楽しさは後から増えます。

だから私は、学校選びは「最初から100点の場所探し」じゃなくて、楽しさを増やしやすい環境を選ぶのが現実的だと思っています。

注意:学校の雰囲気は学年やクラス、担任、部活で変わります。最終的には複数の情報源(説明会、募集要項、先生や先輩の話など)で確認し、不安があれば学校や専門家に相談してください。

公立高校と私立高校どっちが多いまとめ

ここまで読んでくれたあなたなら、もう「どっちが多い?」に振り回されにくくなっているはずです。最後に、今日の話をギュッと整理します。

全国平均の答え(生徒数ベース)

全国の生徒数ベースで見ると、公立が約65%で多い。私立は約35%。これがスタートラインです。ただし、これは“全国平均の地図”であって、あなたの地域の答えとは限りません。都市部では私立の存在感が強いこともありますし、通学圏の広さで体感が大きく変わります。

混乱ポイントは「多い」の定義

公立高校と私立高校どっちが多い?は、学校数なのか、生徒数なのか、募集枠なのかで結論が変わります。だから私は、まず生徒数で全体像→次に通学圏で学校数→最後に募集枠と志願状況、の順番をおすすめします。これが一番迷いにくいです。

費用は授業料だけじゃない

授業料無償化や就学支援金で授業料の差は縮みやすい一方、授業料以外(入学金、施設費、指定品、端末、積立、部活など)は差が残りやすいです。だから、家計の不安を減らしたいなら、授業料以外のチェックリストを作って、想定外を潰していくのが最強です。

選び方は「受験戦略」と「相性」の両輪

受かりやすさは仕組み(定員、歩留まり、専願・併願)で変わります。難しさも、入るまでと入ってからで別物です。そして、楽しさは自由度と一体感のどちらで作るかで見抜けます。最後は、メリットデメリットを見て、私立高校に向いてる子の条件や公立が合う条件を照らし合わせて、「本人が納得できるか」を軸にすると後悔しにくいと思います。

迷ったときの最短ルート

・全国平均で全体像をつかむ(生徒数の割合)
・自分の通学圏で選択肢を整理(学校数・コース)
・募集要項で方式と費用(授業料以外)を確認
・説明会や見学で相性チェック(校風・ルール)

最後に:制度や募集要項、費用は変更される可能性があります。ここでの数値や考え方は一般的な目安として、正確な情報は公式サイトや学校の募集要項をご確認ください。判断に不安がある場合は、中学校の先生、塾、自治体窓口など専門家への相談もおすすめです。